アジャイルHRでは代表の松丘啓司と講師の夛田素子によるYouTube「1on1チャンネル」を開設しています。本サイトでは、過去に配信した対談を1回ずつ短いコラムに編集してお届けします。

 

夛田:マネジャーのみなさんにも自身の気づきを大切にしてほしいということを以前、お話しました。その気づきを得るために、どこにフォーカスをしていますか?事実の振り返りだけではなく、感情面にフォーカスしてほしい、そんなことをお伝えさせていただきました。

 

感情についての振り返りや気づきがなぜこれが大切になのでしょうか?

 

松丘:自分の経験を振り返った時に一番思い出すのは、自分の感情が動いた時となります。

 

夛田:それは、良い感情も悪い感情もどちらもでしょうか?

 

松丘:何も感じなかったという経験は、恐らく思い返されることがありません。

ただ過ぎ去って行くということなので、その振り返りの入り口、あるいは糸口として注目すべきなのは自分の感情です。それは、嬉しかった、楽しかったとポジティブな感情もあれば、逆になんであんなことをしちゃったんだろうという後悔や、悔しかったというようなネガティブな感情もありますよね。

 

夛田:そうですね。

 

松丘:そういった感情はわかりやすく絶対に覚えていることだと思いますが、その中間ぐらいのものもあります。

 

そこまで、うれしいとかすごく後悔するとでないにしても、なんとなく引っかかるな、少し嬉しかったな、というようなそういうもやもやがかかったようなものです。

 

それに対して、なぜ自分はそういうふうに感じたんだろうというのを振り返ってみることが、振り返りの入り口としては非常に良いかなと思います。

 

夛田:そのもやもやしたものも見逃さない、そこに向き合うということも大切なのかなと思って聞いていましたが、現在50代ぐらいの方々が上司に育てられた頃は、感情は出さないのが美徳と考えられていた方もいらっしゃるかなと思います。

 

松丘:そうですね。人は敏感なセンサーをたくさん持っているというように考えていただくとわかりやすいかなと思います。

 

感情が動いたということは、そのセンサーが何か作動したということです。

なぜそのセンサーが作動したのだろう、ということを振り返ることによって、そうだったのか、それにはこういう意味があるかもかもしれない、と、気づきにつながっていくのかなと思いますね。

 

夛田:プライベートの中ではそのセンサーがたくさん作動されている方も多いのかもしれませんが、そのセンサーを持っている自分というのは同じ自分ですので、ぜひ仕事の中でも、感情のセンサーにフォーカスしてみるということを、試してみていただきたいと思います。

 

 

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