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第3回テーマこれからの会社と社員の関係」

これまでは、会社に帰属しているということで社員の忠誠心も高く、いわゆるメンバーシップ型人事が行われていました。基本的には会社が決めたキャリアコースを目指して働き、プライベートは二の次でした。在宅勤務が当たり前となっていくこれから、会社の帰属意識よりも働きがいを求める社員が増えてくると思われます。これからの社会はどう変わるか、人事はどのように手を差し伸べていくべきか、意見を出し合いながら話していきました。

 

◎これからどういう社会となるか?

・時間的に柔軟な働き方をする社員が増える時代になる。

・家庭の中に仕事が侵食してくるので、基本的には本人が自分の時間の使い方をコントロールしないと難しくなる。

・働きがいで大切なのは上司が部下に仕事の意味を説明すること。

・ジョブローテーションは元々ブルーカラーを多能工にするというのが原点のため、今後は不要となるだろう。知的労働者に対して行うとやる気を低下させてしまう。

・行動が見えなくなるので成果を見ていくことになる。

⇒オンラインのタイムマネジメントをできるように、自律することが大事

・言われたことだけでなく自律的に行動しイノベーションを起こすような人材が、どこの会社でもさらに必要となる。

・自律的な人は自分の働きがいを感じられる場で成果を出していきたいと思うので、そういう人が意欲をもって働ける職場にしなければならない。

・部下とマネジャーの対話は言葉が大事となる。Aをしたからご褒美にBをという飴と鞭では、自律は生まれない。

・日本の人材マネジメントでは、「同期意識の高揚」「複線型の人事制度」「評価のための評価」「役職定年」「定年退職」 この5点がやる気のない社員を作ってきた。これからはこれらを撤廃していく必要がある。

 

最後に、伝統的な日本企業から人事制度改革雑刷新したいとの相談を受けていることを例に挙げ、見てみぬふりをしていたこれまでの会社と社員の関係、それに基づく人事制度の仕組みに対する乖離が、今回のテレワークにより明らかになったと推察されるので、会社と社員の関係を今までの延長線で考えるのではなく、一人ひとりをプロ化させることが必要。たとえば専門性をもって成果を出していけるように副業を認める等、「どういう企業を目指していくか」「このやり方でビジネスに勝てるかどうか」ということをイメージしながら逆算し、人事が率先して本音で議論し、一人ひとりを尊重してケアしていくという思いやりを大事にするカルチャーへと変えていきましょう、と語りかけました。

 


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