大多数の企業における目標設定のプロセスは、全社目標を各部門目標にブレークダウンし、部門目標を個人目標に落とし込むというのが一般的です。しかし、基本的な考え方がそうであったとしても、実態はそれぞれの部門目標の積み上げによって全社目標が設定されているケースも少なくありません。

 各部門にはそれぞれのミッションが存在するため、各部門では自分たちのミッションを達成するための目標が設定されます。そのため、全社目標が部分最適の目標を寄せ集めただけのものになってしまいがちです。

 それでは大きなブレークスルーがなかなか起こりません。たとえば、海外事業を拡大するためには国内部門からの製品供給が不可欠であったり、新規事業を拡大するためには既存事業の顧客ベースを生かすことが効果的であったりしながらも、連携がスムーズに進まないことがよくあります。

(続きはこちら